◆年末調整のご案内について
税務署から年末調整のお知らせや記入用紙が届く時期となりました。従業員の皆様に年末調整の申告書等の用紙を配布し、各自ご記入のうえ控除証明書等と共に提出して頂きますよう、よろしくお願いします。
◆年末調整の様式の変更点について
税制改正等により下記のとおり記入用紙の様式が変更となりました。特に「押印」が廃止されましたのでご注意ください。
①扶養控除等申告書など年末調整に必要な記入用紙の押印が廃止され、二次元コードが追加されました。※スマホ等でこの二次元コード読み取ると国税庁HP「記載のしかた」を確認できます。
②所得金額調整控除申告書で特別障害者に該当する事実は欄内の「□扶養控除等申告書のとおり」にチェックすることで記載省略できます。
◆年末調整の電子化について
令和3年度の税制改正により、年末調整手続を電子化する場合、税務署への事前承認申請が不要となりました。年末調整手続きの電子化により、従業員は各申告書に記入する手間が省略でき、経理担当者は入力や検算等の作業が簡素化され、書類もデータにて保管することができます。
①TKCPXシリーズを導入されている場合は、TKCまいポータルで利用できますので、ご活用を是非ご検討ください。
②国税庁の「年調ソフト」も提供されています。
③国税庁HPに年末調整特設ページが開設され、不明点はチャットボット(質問に自動回答するシステム)で対応されています。
④マイナンバーカードを取得すれば、マイナポータルを利用して、保険料控除証明書データを一括取得することができます。
業務効率化のため「年末調整の電子化」をご検討されてはいかがでしょうか?
ご不明点等がございましたら、監査担当者までお問い合わせください。(担当:清岡)
「電子帳簿保存法の改正」について、電子帳簿保存法上、電磁的記録による保存は下記のとおり大きく以下の3種類に区分されています。
①電子帳簿等保存 電子的に作成した帳簿・書類をデータのまま保存
②スキャナ保存 紙で受領・作成した書類を画像データで保存
③電子取引 電子的に授受した取引情報をデータで保存
この度、電子帳簿保存法について、抜本的な見直しがなされ、令和4年1月1日より施行されます。
⊳領収書など、証憑書類からの仕訳入力に時間がかかっている
⊳大量の証憑書類の置き場所に困る
⊳過去の証憑書類を探すのが大変
⊳遠隔地の営業所から本社書類郵送が手間
◆TKC証憑ストレージサービスがお悩みを解決いたします!
⊳読み込んだ証憑データから仕訳をかんたん計上
⊳証憑データはデータセンター(TISC)に保存! 会社の中はスッキリ
⊳過去の証憑書類をかんたん検索!
⊳遠隔地の証憑データを本社ですぐに確認!
◆TKC証憑ストレージサービス(TDS)について
⊳スキャナ保存制度の法的要件を満たしたソフトとして、日本文書マネジメント協会(JIIMA)から「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証」を受けていますので、TKC証憑ストレージサービス(TDS)を利用すれば、スキャナ保存制度の要件を充足できます。
⊳TKC自計化システムをご利用されている場合に導入いただけます。
◆TKC証憑ストレージサービス(TDS)の特長
⊳証憑書類をかんたんデータ保存
⊳いつでもスマホからデータ保存
⊳仕訳をかんたん入力
⊳電子取引データの保存にも対応
⊳証憑書類と仕訳を並べて確認
⊳ファイリングや保存場所は不要
ご不明点等ございましたら、監査担当者までお問い合わせください。(担当:大橋)
地方税の共通納税システムを利用したダイレクト納付(口座振替)による業務効率化について、ご案内いたします。
◎共通納税のメリット
・金融機関の窓口等に出向く必要が無く、自宅や
オフィスから、電子納税することができます。
・複数の地方公共団体へ一括電子納税できます。
・電子申告を行った申告情報や個人住民税の特別
徴収税額通知データを共通納税システムに引き
継いで電子納税できます。
・ダイレクト納付では、口座振替(即日納付又は
納付期日の指定可能)で電子納税できます。
※事前に「地方税ダイレクト納付口座振替依頼
書」を利用する金融機関へ提出が必要です。
・共通納税における手数料は無料です。
※インターネットバンキングやATM等の利用で
は、別途手数料が必要となる場合もあるため、
あらかじめ利用する金融機関にご確認下さい。
・自治体が指定する金融機関以外の金融機関から
も電子納税ができます。